『和泉式部日記』を越えて
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2015年10月 |
ISBNコード |
978-4-585-29106-0
(4-585-29106-7) |
税込価格 | 7,700円 |
頁数・縦 | 268,9P 22cm |
商品内容
要旨 |
平安の世を情熱的に生き抜いた和泉式部の「生の声」を伝える『和泉式部日記』―この作品をめぐる文学史の記述は、はたして鑑賞の域を越えて、正しく評価された結果によるものであろうか。われわれの眼前に残された幾多の『物語』とただ一つの『日記』。虚心坦懐に諸伝本と向き合うという平安文学研究の起点へ立ち返り、本文や諸説のゆらぎを読み解き、研究史の陥穽を突く画期的論考。 |
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目次 |
1 「物語」としての『和泉式部日記』(『和泉式部物語』の語り手―「草子地」と「視点の融合」の検討を通して |