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アジア遊学 199

衝突と融合の東アジア文化史

  • 河野貴美子/編 王勇/編 新川登亀男/〔ほか執筆〕
出版社名 勉誠社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-585-22665-9
4-585-22665-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 199P 21cm
シリーズ名 アジア遊学

商品内容

要旨

寄せては返す波のように、古来、異なる文化・文明の出会いは、衝突や淘汰、融合や消化を繰り返し、新たな文化を構築してきた。人びとの往来が、物語やイメージの伝播が、歴史的な経験や思考が、東アジアにいかなる文化を生み出したのか。古代から近現代に至る中で引き起こされたさまざまな「事件」にスポットをあて、文化形成の過程を問い直す。

目次

1 中日における「漢」文化
2 歴史の記述、仏僧の言説―植物・生物をめぐる
3 高句麗・百済・日本
4 漢文の摂取と消化
5 イメージと情報の伝播、筆談、コミュニケーション
6 著述の虚偽と真実
7 アジアをめぐるテクスト、メディア

著者紹介

河野 貴美子 (コウノ キミコ)  
早稲田大学教授
王 勇 (オウ ユウ)  
浙江大学教授、浙江工商大学東亜研究院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)