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アジア遊学 200

谷崎潤一郎中国体験と物語の力

  • 千葉俊二/編 銭暁波/編 アンヌ・バヤール=坂井/〔ほか執筆〕
出版社名 勉誠社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-585-22666-6
4-585-22666-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 196P 21cm
シリーズ名 アジア遊学

商品内容

目次

1 物語の力(座談会 物語の力―上海の谷崎潤一郎
物語る力―谷崎潤一郎の物語方法 ほか)
2 中国体験と物語(「お伽噺」としての谷崎文学―「オリエンタリズム」批判再考
陰翳礼讃の端緒としての「西湖の月」 ほか)
3 物語の変容―中国旅行前後(『嘆きの門』から『痴人の愛』へ―谷崎潤一郎・中国旅行前後の都市表象の変容
都市空間の物語―横浜と『痴人の愛』 ほか)
4 可能性としての物語(谷崎潤一郎における異界憧憬
谷崎文学における「盲目」と美学の変貌―『春琴抄』を中心に ほか)

出版社・メーカーコメント

中国を旅した谷崎潤一郎は、そこで何を見たのか。どんな影響を受け、どのような物語として表現したのか。体験と表象の両面から、中国、上海と創作の関わりを考察。日本、中国、欧米の研究者による論考を掲載する。中国を旅した谷崎潤一郎は、そこで何を見たのか。どんな影響を受け、どのような物語として表現したのか。体験と表象の両面から、中国、上海と創作の関わりを考察。日本、中国、欧米の研究者による論考を掲載する。

著者紹介

千葉 俊二 (チバ シュンジ)  
早稲田大学教育学部・総合科学学術院教授
銭 暁波 (セン ギョウハ)  
東華大学外語学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)