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ドストエフスキーの作家像

出版社名 鳥影社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-86265-562-2
4-86265-562-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 644P 20cm

商品内容

要旨

安易な商品化に走るマスメディア、出版界の劣化を撃つ!二葉亭四迷から小林秀雄・椎名麟三、武田泰淳、埴谷雄高など戦後派文学者にいたる正統的な受容を跡づけ、国際的研究の水準を踏まえて、このロシア古典作家の文学の本質に迫る!

目次

第1章 作家像を問う
第2章 作家のリアリズムの特質
第3章 作品における作者の位置
第4章 追憶の意味と宗教的思索
第5章 再読『カラマーゾフの兄弟』―その主題構成について考える
第6章 比較文学的論考
第7章 ドストエフスキー文学翻訳の過去と現在
第8章 国際的交流の場から
第9章 亀山現象批判に関する資料

著者紹介

木下 豊房 (キノシタ トヨフサ)  
1936年、長崎市生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究科博士課程(「露文学」)単位取得・満期退学。千葉大学名誉教授。1995年より国際ドストエフスキー協会(IDS)副会長。ドストエーフスキイの会代表(1969年の会発足以来、活動を主導し現在にいたる)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)