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農業をデザインで変える 北海道・十勝発、ファームステッドの挑戦

出版社名 瀬戸内人
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-908875-03-8
4-908875-03-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 157P 21cm

商品内容

要旨

なぜ農業にデザインが必要なのか。エッセイと実例で紹介。6次産業化や特産品のブランド化に悩む農業関係者に読んでほしい1冊。デザインには、農家や生産者のモチベーションを高める力がある―。北海道・十勝と東京を拠点にするデザイン・ブランディング・カンパニー、株式会社ファームステッドの共同代表である長岡淳一と阿部岳の初めての著書。グッドデザイン賞など受賞多数、全国各地で講演会や相談会を行い、地方活性化の分野で注目を集める気鋭のブランドプロデューサーとグラフィックデザイナーである著者が、これからの農業におけるブランドの意義や必要性をわかりやすく説明し、1次産業をデザインで支援することをミッションに掲げる自分たちの活動の背景を思いを語る。また、日本および台湾で取り組んでいる、ロゴマークの制作やブランディングなど「農業×デザイン」の27の事例をカラー写真入りで紹介。

目次

第1章 なぜ農業にデザインなのか(大事なのは農家のための「旗印」
農業後継者のモチベーションを高める ほか)
第2章 1次産業をデザインで支援する ファームステッドのはじまり(僕たちの拠点は北海道・十勝
十勝の豊かな食と農 ほか)
第3章 農業デザイン・ブランディング事例集(祖父の形見を農業を受け継ぐ「旗印」に―本山農場(北海道・美瑛町)ブランディング
チャレンジし続ける酪農家の商品群が一つの「顔」に―ハッピネスデーリィ嶋木牧場(北海道十勝・池田町)ブランディング ほか)
第4章 地域ブランディングへの展開(海を越える農業デザイン 台湾に日本人の作った紅茶があった―日月潭紅茶(台湾・魚池郷)
十勝の美味しいを美しく発信する デザインにもこだわった地域ブランド―とかちデザインファームプロジェクト(北海道・十勝) ほか)

著者紹介

長岡 淳一 (ナガオカ ジュンイチ)  
ブランドプロデューサー/株式会社ファームステッド代表。1976年北海道帯広市生まれ。専修大学経済学部経済学科卒。大学卒業までスピードスケートの選手として活躍。現役引退後、地元へUターン。世界各国を回った経験を生かし、帯広市で2002年有限会社フレーバーを設立。新世代の農業ウエアを提案するプロジェクトなどを推進。2013年、阿部岳とともに株式会社ファームステッドを設立。地域振興ブランドプロデューサーとして、日本全国で活躍中
阿部 岳 (アベ ガク)  
グラフィックデザイナー/株式会社ファームステッド代表。1965年北海道帯広市出身。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン学科卒。都内デザイン事務所勤務の後、1996年有限会社ガクデザインを設立。企業のCI計画や商品ブランドの構築などをメインに活動。2013年、長岡淳一とともに株式会社ファームステッドを設立。2008年、2012年、2013年、2014年グッドデザイン賞受賞。2011年日本パッケージデザイン大賞銅賞受賞(日本パッケージデザイン協会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)