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小説大院君 雲【ニョン】宮の春

出版社名 彩流社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-7791-2279-8
4-7791-2279-1
税込価格 3,850円
頁数・縦 430P 20cm

商品内容

要旨

“韓国の芥川龍之介”と言われた作家の新聞小説の傑作!19世紀後半、朝鮮王朝末期の内憂外患の緊迫した時期に、国王の実父大院君は高宗の摂政として権力を揮るった。本書は、若き日の興宣君があえて官職を辞し、市中の無頼となって、蔑まれ、貧困に甘んじた時代を経てようやく“春”をつかむまでの物語。人間的葛藤と当代の腐敗した朝鮮社会の鋭い矛盾を映し出した歴史小説。

著者紹介

金 東仁 (キム ドンイン)  
1900〜1951。韓国の作家・歴史小説家。1914年に日本に留学、明治学院で学ぶ
岩方 久彦 (イワカタ ヒサヒコ)  
1965〜。延世大学校教育大学院歴史教育学科・修士課程朝鮮後期専攻卒業。高麗大学校大学院韓国史学科・修士課程、博士課程朝鮮後期専攻卒業。現在、韓国全南大学校(麗水キャンパス)国際学部日本学専攻、招聘助教授
具 末謨 (グ マルモ)  
1935〜。早稲田大学卒、同大学院修士学位取得、延世大学大学院博士課程修了。現在、延世大学名誉教授、(社)韓日平和交流協会顧問、在日韓国民団新宿支部顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)