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アベノミクスは進化する 金融岩石理論を問う

出版社名 中央経済社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-502-20271-1
4-502-20271-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

あるとき、いきなりハイパーインフレになるのでは?金融緩和はバブルを生むだけなのでは?金融緩和が財政赤字を招くのではないか?金融緩和は日銀を債務超過に追いやるのでは?マイナス金利政策は、金融緩和効果を阻害するのでは?―巷に流布する誤解を正す。

目次

金融岩石理論とは何か
金融緩和政策とハイパーインフレ
金融政策と円暴落
マネタリーベースの拡大と金利暴騰
金融緩和政策とバブル
中央銀行のバランスシート拡大と財政への信認
金融緩和政策が財政赤字を招くのか
金融緩和政策、通貨安競争、交易条件
量的緩和の出口は日本経済にとって危険か
中央銀行の出口の危険とは何か
財政赤字は長期金利を暴騰させるのか
構造失業率推定方法の誤り
マイナス金利付き量的・質的金融緩和

著者紹介

原田 泰 (ハラダ ユタカ)  
日本銀行政策委員会審議委員。東京大学農学部農業経済学科卒。学習院大学経済学博士。経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院特任教授等を経て2015年より現職
片岡 剛士 (カタオカ ゴウシ)  
三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済政策部上席主任研究員。慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程(計量経済学専攻)修了。2016年より現職。主著:『日本の「失われた20年」』(2010年、藤原書店、第4回河上肇賞本賞受賞、第2回政策分析ネットワーク・シンクタンク賞受賞)など
吉松 崇 (ヨシマツ タカシ)  
経済金融アナリスト。東京大学教養学部教養学科卒業、シカゴ大学経営大学院(MBA)修了。日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)、リーマン・ブラザーズ等にて30年以上に亘り、企業金融と資本市場業務に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)