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曲がり角に立つ中国 トランプ政権と日中関係のゆくえ

出版社名 NTT出版
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-7571-4348-7
4-7571-4348-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

未来永劫の永遠の隣国、中国といかに賢く付き合うか。日本は、中国を支えるのか、たもとを分かつのか、あるいは、その中間なのか。中国経済、エネルギー・環境、安全保障を軸にして、この問いに多角的に応える。

目次

第1部 曲がり角に立つ中国(内憂篇)―経済社会の激変(高度経済成長とその終焉
社会に溜まる不満
政権及び党の権力構造における不協和音)
第2部 曲がり角に立つ中国(外患篇)―国際秩序への挑戦(既存国際経済システムに不満な中国
硬直する外交
中国が求める国際安全保障秩序)
第3部 中国のエネルギー・環境問題―深まる協力と競争(深刻化するエネルギー・環境問題
国際枠組みの中で高まる中国の存在感
エネルギー・環境政策のこれから)
第4部 米新政権下に予想される対中関係―日・米・ロ・周辺国との対立と融和(中国の経済政策と米新政権
中国対外政策の変化に向き合う米新政権
中国の軍事力の増強に向き合う米新政権)
第5部 中国との賢い付き合い方(未来永劫の日中関係
日本にとっての中国との賢い付き合い方)

おすすめコメント

中国は高度成長がおわりを迎え、社会に不満が蓄積し、諸外国とは不協和音がひびき、大きな曲がり角に立っている。さらに、米国にトランプ政権が誕生し、従来の枠組みの見直しを迫られている。こうしたとき日本は、未来永劫の永遠の隣国である中国と、どう付き合っていくのか。中国を支えるのか、中国とたもとを分かつのか、あるいは、その中間なのか。本書は、中国経済、エネルギー・環境、安全保障を軸に、この問いに多角的に応える。

著者紹介

豊田 正和 (トヨダ マサカズ)  
一般財団法人日本エネルギー経済研究所理事長。1949年生まれ。1973年通商産業省入省、OECD国際エネルギー機関勤務を含め、貿易・エネルギー・環境などの分野で幅広い経験を積む。経済産業審議官、内閣官房参与など歴任
小原 凡司 (オハラ ボンジ)  
公益財団法人笹川平和財団特任研究員。研究分野は、外交・安全保障。1963年生まれ。元海上自衛官、北京の日本大使館で防衛駐在官を務めた経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)