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G・E・モリソンと近代東アジア 東洋学の形成と東洋文庫の蔵書

出版社名 勉誠社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-585-22189-0
4-585-22189-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 289,4P 20cm

商品内容

要旨

アジア地域の歴史文献95万冊を有する世界に誇る東洋学の拠点、東洋文庫。その蔵書形成の基盤には、ひとりのジャーナリストの存在があった―清末民国初という激動の時代を中国で過ごし、東アジアと世界をつないだG.E.モリソン。各地に残された資料、書籍を中心とした比類なきコレクション、そして近年研究の進展を見せる貴重なパンフレット(小冊子)類を紐解くことにより、時代と共にあった彼の行動と思考を明らかにし、東洋文庫の基底に流れる思想を照射する。

目次

座談会1 モリソン文庫の来歴と魅力
第1部 東アジアのなかのモリソン(モリソンとその時代
朝河貫一とモリソン
二十一ヵ条要求とモリソン)
第2部 モリソンパンフレットの世界(モリソンとパンフレット・コレクション
上海、黄浦江を掘る(一九〇七〜一九一〇)―モリソンパンフレット内資料の位置づけ
アヘン問題とモリソン)
座談会2 モリソンパンフレットの世界

著者紹介

岡本 隆司 (オカモト タカシ)  
東洋文庫研究員・京都府立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)