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中国教育史 近現代篇

激動期における教育思想の変遷

出版社名 科学出版社東京
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-907051-26-6
4-907051-26-3
税込価格 5,280円
頁数・縦 315P 21cm
シリーズ名 中国教育史

商品内容

要旨

アヘン戦争から現代中国成立まで、激動の時代にあって、中国の教育思想家たちは何を考え、どう行動したか。植民地主義や帝国主義に包囲された中国は、アヘン戦争の敗北で、立ち後れていた近代国家政策を押し進めることになる。その中で教育の見直しがあった。いままでの古代教育思想から「文明と幸福」を享受できる近代教育へと大きな転換を模索することになる。中国の建国まで百年に亘る実利教育と教育思想、教育と労働を結びつけた闘争の歴史を様々な角度から網羅的に紹介している。

目次

第1章 中西教育思想の会通と融合
第2章 近代中国の洋務教育思想
第3章 近代中国の維新教育思想
第4章 現代中国の個性重視の教育思想
第5章 現代中国の職業教育思想
第6章 現代中国の平民教育思想
第7章 現代中国の郷村教育思想
第8章 現代中国の生活教育思想
第9章 現代中国の「活教育」思想
第10章 根拠地と解放区における教育思想

著者紹介

朱 永新 (シュ エイシン)  
1958年中国江蘇省生まれ。上海師範大学、同済大学、復旦大学など、複数中国の大学で主に教育心理学を学ぶ。中国教育学会副会長、蘇州大学教授、博士、生導師、新教育実験の発起人。上智大学、香港中文大学の客員研究員
張 京花 (チョウ キョウカ)  
1976年中国吉林省生まれ。2000年に来日。宇都宮大学大学院国際学研究科博士前期課程修了。各種翻訳学校を経て、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)