インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって
出版社名 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
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出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-8025-1101-8
(4-8025-1101-9) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 215,159P 21cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本で「インスタ映え」が若者言葉としてすっかり定着したことに象徴されるように、写真共有アプリ「インスタグラム」は若者を中心に世界中に普及している。最新の発表では月間アクティブユーザーが8億人に達したという。当然ながらその普及は、現代文化に大きな影響を及ぼしていることだろう。本書は、インスタグラムによって写真のあり方や、現代の視覚文化、さらには現代社会がどのように変わってきているかを探る論考集。ロシア生まれのメディア理論家であるレフ・マノヴィッチ氏によるオンラインブック『Instagram and Contemporary Image(インスタグラムと現代イメージ)』の全訳を軸に、今日のデジタル写真とその周辺領域を巡る論考が、他に9編収められている。マノヴィッチ氏は、世界16都市で2012年から2015年にかけて共有された1500万以上のインスタグラム画像を解析。そこから、「インスタグラミズム」という新たな写真文化の傾向が生まれてきていると論じる。なお、ダイジェストでは、マノヴィッチ氏の論考と、ネットワーカー・古雑誌蒐集家・周辺文化研究家の「ばるぼら」氏による「observation インスタグラムと日本」の一部を取り上げた。 |
商品内容
要旨 |
メディア理論家レフ・マノヴィッチのインスタグラム論を全訳。9名の論者による解説・探究・拡張的論考を収録! |
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目次 |
1 インスタグラミズムとレフ・マノヴィッチ(レフ・マノヴィッチとインスタグラム美学(甲斐義明) |