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第九祝祭と追悼のドイツ20世紀史

出版社名 現代書館
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-7684-5847-1
4-7684-5847-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

第九が日本で演奏されてから100年。どのように/どう人々は音楽の力を信じ、第九を愛し、演奏してきたのか?ベートーヴェンとシラーによって生みだされた名作が辿った、波瀾万丈の現代史。

目次

第1章 市民階級の『第九』から労働者階級の『第九』へ(一九世紀における『第九』演奏
労働者の文化活動 ほか)
第2章 一九一八年ジルヴェスター、ライプツィヒ「平和と自由の祝祭」(労働者教養インスティトゥート
ニキシュ、リヒト、フランツ ほか)
第3章 その後のジルヴェスターの『第九』(ライプツィヒ労働者教養インスティトゥートの発展
ベートーヴェン百年祭 ほか)
第4章 ナチ台頭とジルヴェスター『第九』の終焉(ナチ台頭と伝統破壊
戦後ドイツの『第九』 ほか)
第5章 なぜ『第九』なのか(二〇世紀初頭のドイツ労働者階級にとっての『第九』
なぜ年末に『第九』なのか ほか)

著者紹介

矢羽々 崇 (ヤハバ タカシ)  
1962年、盛岡市生まれ。ミュンヘン大学にてマギスター・アルティウム、上智大学大学院にて博士(文学)を取得。現在、獨協大学外国語学部ドイツ語学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)