商品内容
要旨 |
雑談の輪に入れない、メモが取れない、遅刻や忘れ物が多い、片付けができない…発達障害の「傾向」はあっても「診断」がおりない人がいる。悩みを抱えたまま社会で生きる「グレーゾーン」に自らも発達障害者であるルポライターが迫る。当事者たちが考えた「役立つライフハック」も紹介。 |
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目次 |
第1章 グレーゾーンとして生きる人たち |
要旨 |
雑談の輪に入れない、メモが取れない、遅刻や忘れ物が多い、片付けができない…発達障害の「傾向」はあっても「診断」がおりない人がいる。悩みを抱えたまま社会で生きる「グレーゾーン」に自らも発達障害者であるルポライターが迫る。当事者たちが考えた「役立つライフハック」も紹介。 |
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目次 |
第1章 グレーゾーンとして生きる人たち |
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4-594-08130-4
発達障害グレーゾーン
姫野桂/著
扶桑社
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BK
おすすめコメント
徹底した当事者取材! 発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る近年、NHKが特集するなど話題になることが多い「大人の発達障害」。「学生時代は大丈夫だったのに、社会に出たらミスばかりする」「雑談が苦手で、周りから“空気が読めない人Wと言われてしまう」「衝動的にカッとなったり、一か所にジッとしていられない」そういった悩みを抱えた人が今、「自分もそうかも?」と専門外来に殺到し、病院によっては数か月待ちという状況すら生まれています。 しかし、発達障害の“傾向Wを指摘されながら、正式な“診断Wには至らない「グレーゾーン」と呼ばれる人たちが相当数いるのをご存じでしょうか。彼らの多くは「クローズ就労(=会社には隠した状態)」で働き、「家族や友人にもなかなか理解してもらえない」という困難を抱えたまま暮らしています。そして、「自分もそうかも?」と思う人は、かなりの確率でこのグレーゾーンに当てはまる可能性があるのです。 「結局、どんな医者に診てもらったかで発達障害かどうかが決まっちゃう」(当事者談)今では発達障害に関してさまざまなコンテンツが生まれていますが、グレーゾーン(成人)にフォーカスしたものは、ほぼありませんでした。そこで著者の姫野桂さんは「グレーゾーンを可視化する」という試みを始めます。当事者インタビューや当事者会への参加、精神科医、就労支援団体などへの取材を通じて、グレーゾーンとは何か?なぜこれほどまでに生きづらさを抱えるのか?を解き明かしていきます。 また、本書ではこれまで著者が見聞きした、発達障害の当事者やグレーゾーンの人が実践する「ライフハック」も収録しています。発達障害について知りたい人や、発達障害らしき症状に悩んでいる人にとって、少しでも生活向上のヒントになってくれたらうれしいです。