ノースライト
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2019年2月 |
ISBNコード |
978-4-10-465402-4
(4-10-465402-7) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 429P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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ノースライト
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
沈黙明けの横山秀夫は、一段とキレがいい。かつての超ベストセラー「64」が、7年の沈黙を経た衝撃作だったことを思い出さずにいられない。読者の横山作品への期待度はすこぶる高い。だが、本作もその厳しい読者の目に十分に応えている。随所に練り込まれた建築分野の専門知識に興味をあおられ、ひっ迫した展開の中での叙情的な場面転換の一行にしびれさせられる。横山作品の魅力にあらためて気づかされる。
(2019年3月29日)
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商品内容
要旨 |
一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」を除けば…。このY邸でいったい何が起きたのか? |
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おすすめコメント
横山ミステリー史上最も美しい謎。熱く込み上げる感動。
一家はどこへ消えたのか? 空虚な家になぜ一脚の椅子だけが残されていたのか? 『64』から六年。待望の長編ミステリー。
出版社・メーカーコメント
一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに……。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた古ぼけた「タウトの椅子」を除けば……。このY邸でいったい何が起きたのか?