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柔道の父、体育の父嘉納治五郎

出版社名 汐文社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-8113-2551-4
4-8113-2551-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 181P 20cm

商品内容

要旨

柔道を始めた理由は、ただ喧嘩に強くなりたかったから。しかし、柔術に魅せられた嘉納治五郎は、それを「講道館柔道」へと昇華させる。「精力善用」、「自他共栄」―。人間の真の強さとは何かを、柔道を通して人々に説いたのだ。「柔道の父」は、「体育(スポーツ)の父」ともなる。アジア初のIOC(国際オリンピック委員会)委員となり、明治の時代に日本人選手をオリンピックの舞台へと導いたのだ。大正、昭和、平成の時を経て、嘉納治五郎の功績を、いま改めて振り返る。

目次

第1章 柔術との出会い
第2章 道場での修行の日々
第3章 「講道館柔道」をつくる
第4章 柔道家として教育者として
第5章 オリンピックへの道
第6章 ストックホルムにて
第7章 悲願の東京オリンピック

著者紹介

近藤 隆夫 (コンドウ タカオ)  
1967年生まれ、三重県松阪市出身。作家・スポーツジャーナリスト。プロスポーツから学校体育の現場まで、幅広く取材・執筆活動を展開、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)