沈黙の少女
扶桑社ミステリー ト14−1
出版社名 | 扶桑社 |
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出版年月 | 2019年7月 |
ISBNコード |
978-4-594-08243-7
(4-594-08243-2) |
税込価格 | 1,188円 |
頁数・縦 | 485P 16cm |
商品内容
要旨 |
雪の夜、ベルリン。13歳のルチアとその弟が何者かに誘拐された。2週間後保護された彼女はそれから6年間、謎の沈黙を守りつづけることになる―。一方、教師のミカはパブで4人の男たちと接触を持ち、仲間として加わることに成功する。それはずっと温めてきた計画の第一歩―ミカを衝き動かすのは、父親としての妄執にも似た狂おしい想いだけだった。予想を超える展開の果てに待ち受ける驚愕の真相とは?黒々とした衝撃が胸を貫き、腹を震わせる傑作ミステリー登場! |
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おすすめコメント
ドイツ推理作家協会賞受賞『謝罪代行社』の鬼才が贈る衝撃の罠冬。ベルリン。闇に消えた子どもたち。ただ一人生還した少女…「時制」と「人称」の迷宮の果てに待ち受ける驚天動地の真相とは!このラスト、予測不能。 雪の夜、ベルリン。13歳のルチアとその弟が何者かに誘拐された。2週間後保護された彼女はそれから6年間、謎の沈黙を守りつづけることになる――。一方、教師のミカはパブで4人の男たちと接触を持ち、仲間として加わることに成功する。それはずっと温めてきた計画の第一歩――ミカを衝き動かすのは、父親としての妄執にも似た狂おしい想いだけだった。予想を超える展開の果てに待ち受ける驚愕の真相とは? 黒々とした衝撃が胸を貫き、腹を震わせる傑作ミステリー登場!(解説・酒井貞道) Zoran Drvenkarゾラン・ドヴェンカー1967年、クロアチアに生まれる。3歳でドイツのベルリンに移住。1989年に作家デビュー。詩集や児童書など多彩なジャンルを手がけながら、2009年に発表したミステリー『謝罪代行社』でドイツ推理作家協会賞(グラウザー賞)を受賞。日本でも本作は複雑な構成と叙述的仕掛けの面白さで大きな評判を得た。その他のミステリー作品に『Du bist zu schnell』『Du』がある。