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事例でわかる不正・不祥事防止のための内部監査

出版社名 中央経済社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-502-32151-1
4-502-32151-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 171P 21cm

商品内容

要旨

企業で不正・不祥事が発生した場合、その影響は甚大である。本書は、このような不正・不祥事がある程度発生し得ることを前提として、「内部監査で早期に発見し、適切に対処するための実践法」に焦点を当てる。まず、内部監査の重要性を確認したうえで、上場会社における最近公表事例をいくつかピックアップし、その調査報告書等をもとに、内部監査がなぜ機能しなかったかを検証し、改善点を探る。あわせて、企業の内部監査においてチェックするべき項目について、主要な5つの取引を念頭に、監査での留意事項を参考に解説する。

目次

第1章 不正・不祥事と内部監査(内部監査の重要性
内部監査を機能させるためには?
他社事例に学べ)
第2章 不正・不祥事事例(従業員が、協力会社に対して、外注費の水増し発注、架空発注を繰り返した事例
経理責任者が、会社の預金口座から金員を不正に繰り返し引き出して横領した事例
従業員が10年以上にわたり金銭を着服していた事例
従業員による貴金属類の商品の不正持ち出しおよび転売行為の事例
元従業員が不正に商品を受領し、換金横領した事案
代表取締役が、取引先を経由させて社外流出させたグループ子会社の資金を横領した事例
連結子会社の事業部部長による広告宣伝費の計上時期の繰延行為の事例
工場において棚卸資産が過大計上され、売上原価が過少計上されていた事例)
第3章 内部監査の具体的チェック項目および留意事項(出納関連取引
販売関連取引
購買関連取引
在庫管理
販売費及び一般管理費
子会社および関連会社に対する監査)