アジア遊学 246
和漢のコードと自然表象 十六、七世紀の日本を中心に
- 島尾新/編 宇野瑞木/編 亀田和子/編 島尾新/〔ほか執筆〕
| 出版社名 | 勉誠社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2020年3月 |
| ISBNコード |
978-4-585-22712-0
(4-585-22712-1) |
| 税込価格 | 3,080円 |
| 頁数・縦 | 268P 21cm |
| シリーズ名 | アジア遊学 |
商品内容
| 要旨 |
自然なるものはどのように理解され、あらわされ、再生産されてきたのか―前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。列島における社会構造的・環境的転換期である十六〜七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。 |
|---|---|
| 目次 |
1 「内在化」のかたち(室内時代における「漢」の「自然表象」 |


