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宇宙・肉体・悪魔 理性的精神の敵について

新版

出版社名 みすず書房
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-622-08923-0
4-622-08923-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 123P 20cm

商品内容

要旨

科学者、SF作家らに多大な影響を与えた人類未来論の古典。

目次

第1章 未来
第2章 宇宙
第3章 肉体
第4章 悪魔
第5章 総合
第6章 可能性

おすすめコメント

「史上もっとも偉大な科学予測の試み」(A・C・クラーク)。英国の生物・物理学者バナールが1929年に発表した先駆的な人類未来論。宇宙へと進出する過程で自らの肉体を工学的に改造し、生命を超越した存在に進化していく人類の姿を予言する。本書が説くスペースコロニーやサイボーグ、群体頭脳などのアイディアはクラークを始めとするSF作家に多大な影響を与えた。科学史に残る名著の新装復刊。

著者紹介

バナール,J.D. (バナール,J.D.)   Bernal,J.D.
1901‐1971。アイルランドに生まれる。1922年ケンブリッジ大学卒業。デーヴィ・ファラデー研究所に入りブラッグ卿の下でX線解析による結晶構造の研究を専攻。1927‐34年ケンブリッジ大学講師。1934‐37年同大学結晶学研究室副主任。1937年英国学士院会員となる。1938‐63年ロンドン大学バーベック・カレッジ物理学教授。1963年同カレッジ結晶学教授に転じ、1968年病気のため退職。他方1936年ブリュッセル国際平和会議科学部会議長を務め、大戦中は英国治安省および航空省の顧問として防空対策に当たり、統合作戦本部科学顧問としてケベック会談に参加。1947‐9年イギリス科学労働者協会会長、1948年世界科学労働者協会(WFSW)副会長。1950年世界平和評議会副会長。1985‐65年同評議会の代表委員会議長
鎮目 恭夫 (シズメ ヤスオ)  
1925年東京に生まれる。1947年東京大学理学部物理学科卒業。科学思想史専攻。科学評論家。2011年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)