• 本

楽観論

新潮新書 918

出版社名 新潮社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-10-610918-8
4-10-610918-2
税込価格 968円
頁数・縦 310P 18cm

商品内容

要旨

「日本はもうダメだ」「世の中悪くなる一方」。SNSでもメディアでも、聞こえるのは嘆きの声ばかり。たしかに世間は順風満帆ではないし、悲観論は人を賢く見せる。だが、僕たちはこの世界で生きていくしかない。だったらせめて、楽観的に捉えてみたらどうだろう。どんな出来事も視点をずらして眺めれば、違った景色が見えてくる。危機の時代、安易な厭世論に陥らず軽やかに生きるためのヒント。

目次

第1章 平成は終わるが日常は続く(21世紀の未来は目に見えない
10年前と変わらないパスポート更新 ほか)
第2章 令和は地味な夜明けと共に(地味な元号またぎの瞬間
改元の日の過ごし方 ほか)
第3章 コロナ騒動観察記(新型コロナ報道とニュースの限界
AIアーティストは「冒涜」なのか ほか)
第4章 今も昔もまあこんなもの(IT後進国日本は変われるのか
幽霊を怖がる合理性 ほか)

著者紹介

古市 憲寿 (フルイチ ノリトシ)  
1985(昭和60)年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』で注目され、メディアでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)