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古建築調査ハンドブック

出版社名 勉誠社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-585-35000-2
4-585-35000-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 36P 21cm

商品内容

要旨

私たちの身のまわりには多数の古建築がある。過去に建てられた建物は、歴史的・文化的に価値があるだけでなく、我々の生活環境を形成する重要な要素として存在している。古い建物を文化財として保存してゆくにせよ、改修して使い続けるにせよ、その建物の歴史的・文化的な価値を認識しておくことは不可欠である。それでは、そのための調査はどのように行うのか。寺社・民家など、古建築の歴史的・文化的価値や特質を調査する際の、調査項目・方法の要点を簡潔に解説。歴史的な建物の調査において、常に座右に置いておきたい待望の一冊。

目次

1 古建築調査の目的・手順・内容(調査の目的・手順
調査の内容)
2 現地調査(1)―調査票・実測図の作成と写真撮影(調査の前に
調査票の作成
実測図の作成
写真の撮影)
3 現地調査(2)―棟札・史料の調査(棟札
金石文・墨書
文献史料)
4 調査報告書の作成(報告書作成の意義
報告書に何を書くか)

著者紹介

山岸 常人 (ヤマギシ ツネト)  
昭和27年(1952)生まれ。京都大学名誉教授・京都府立大学文学部特任教授。工学博士
岸 泰子 (キシ ヤスコ)  
昭和50年(1975)生まれ。京都府立大学文学部歴史学科准教授。博士(工学)
登谷 伸宏 (トヤ ノブヒロ)  
昭和49年(1974)生まれ。京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)