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自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

出版社名 扶桑社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-594-08953-5
4-594-08953-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 203P 19cm

商品内容

要旨

見たくなかった自分と向き合った男たちの記録。怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など…実に様々な要素が混在している。

目次

順調なサラリーマン生活と「無能」がバレる恐怖と自傷的な自慰行為
コミュニケーションが苦手で低身長。劣等感と権力欲から逃れられずに一発逆転の作家デビューを目指す
「スペックのかけ算では負けない」東大生の僕が経験した挫折と恋愛と処女信仰
売れっ子芸人を目指してM‐1に出場。おもしろい男になりたい!顔もキャラも「普通」だけど
EDに悩みながらマッチングアプリで会った複数の女の子と同時並行でセックスしています
「告白したい」「認められたい」「ついオナニーをしてしまう」年上女性上司への倒錯した感情
不妊治療で悩んでいる妻の気持ちをちゃんと受け止めたい。でも、このままでは自分が潰れてしまう
妻に暴力を振るってしまって一番大切にしなければいけない人を自分自身の手で苦しめてしまった
離婚して父子家庭だけど子どもとの時間を大切にして「人並みの家庭」を目指しています
賢い男だと思われたくて借り物の言葉でマウンティングをしていた僕が「自分の言葉」を獲得するまで

著者紹介

清田 隆之 (キヨタ タカユキ)  
1980年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。女子美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)