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奇書の世界史 2

歴史を動かす“もっとヤバい書物”の物語

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-04-605168-4
4-04-605168-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 269,2P 19cm
シリーズ名 奇書の世界史

商品内容

要旨

奇書を奇書たらしめるものは、読み手の価値観である。人は時代に合わせて「信じたいもの」を選択してきた。時には、嘘にまみれた書物を受け入れて過ちすら犯す。過去は変えられないが、奇書の歴史を学びとし、未来をどう生きるのか。

目次

01 ノストラダムスの大予言(ミシェル・ド・ノートルダム著)世界一有名な占い師はどんな未来もお見通しだった!…のか?
02 シオン賢者の議定書―かの独裁者を大量虐殺へ駆り立てた人種差別についての偽書
03 疫神の詫び証文―伝染病の収束を願って創られた、疫病神からのお便り
番外編01 産褥熱の病理(イグナーツ・ゼンメルワイス著)―ウイルス学誕生前に突き止めた「手洗いの重要性」について
04 Liber Primus(Cicada3301)―諜報機関の採用試験か?ただの愉快犯か?ネットに突如現れた謎解きゲーム
05 盂蘭盆経(竺法護 漢訳)―儒教と仏教の仲を取り持った「偽経」
06 農業生物学(トロフィム・デニソヴィチ・ルイセンコ著)―科学的根拠なしの「“画期的な”農業技術」について
番外編02 動物の解放(ピーター・シンガー著)―食事の未来を変えるかもしれない、動物への道徳的配慮について

出版社・メーカーコメント

奇書に潜む真実を知ったとき、「歴史っておもしろい」ではすまされない…。ベストセラー『奇書の世界史』待望の第2弾がついに書籍化!前作を超える、驚きの奇書とその歴史を紹介。

著者紹介

三崎 律日 (ミサキ リツカ)  
1990年、千葉県生まれ。代表作「世界の奇書をゆっくり解説」を中心に、ニコニコ動画、YouTubeで動画投稿を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)