「私」という男の生涯
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-344-03960-5
(4-344-03960-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 341P 20cm |
書店レビュー
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- スガイ書店 (石川県河北郡津幡町)
死後に出版されることを前提に執筆されたものということですが、これだけ赤裸々に自分の人生を書き残すことができる自信を感じました。さすが文章は澱むことなく、あっという間に読み終えました。『男』として、『文士』として、『政治家』として、『家庭人』として、十分に奔放に生きて、最後は妻に感謝しての人生の仕舞い。何だか羨ましいです。
(2023年7月3日)
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商品内容
要旨 |
弟・裕次郎や家族への愛と感謝、文学・政治への情熱と悔恨、通り過ぎていった女たちへの思慕と感傷…。「自分と妻」の死後の出版のために書かれた自伝。 |
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出版社・メーカーコメント
「自分と妻」の死後の出版を条件に 執念で綴られた赤裸々な自伝 弟・裕次郎や妻と息子たちへの愛と感謝。文学・政治への情熱と悔恨。 通り過ぎていった女たちへの思慕と感傷。拭いきれない人生への未練と死への畏れ……。 ここまで書くことの是非を、読者の審判にすべて委ねて男は旅立った。 奔放で美しいシルエットを戦後の日本に焼きつけた男が 迫りくる死を凝視して、どうしても残したかった我が人生の真実 ◇著者略歴: 1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラー総合第一位に輝いた『天才』、『老いてこそ人生』『新解釈現代語訳 法華経』『老いてこそ生き甲斐』『ある漢の生涯 安藤昇伝』など著書多数。