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モビリティーズの社会学

出版社名 有斐閣
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-641-17498-6
4-641-17498-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 218P 22cm

商品内容

要旨

いまもっとも注目されている概念「モビリティーズ」の理論的な論点を整理し、各地域のモバイルな諸相を具体的に論じる意欲作。移動する人びとや国境、境界、非西洋社会の側から現代社会の流動性をとらえ、グローバリゼーションを問い直す、知的ダイナミズム溢れる書。

目次

いま、なぜ、モビリティーズか
第1部 モビリティーズの論点(モビリティーズへの基本的視座
モビリティーズとベック―メタモルフォシス理論とは何か
モビリティーズとネットワーク
モダニティの両義性と複数性)
第2部 グローバリゼーションからモビリティーズへ(ケア労働、モビリティーズ、ジェンダー―フィリピン人労働者の経験から
国民国家の変容と再編―アフリカからの視点
ディアスポラとデジタル・ナショナリズム―イボ人ディアスポラによるビアフラ分離主義運動を通して
難民キャンプのモビリティーズ―アフリカにおける境界的空間
難民を翻弄するオーストラリアの境界政治―収容の海外移転・新植民地主義・新自由主義)

出版社・メーカーコメント

いま最も注目される概念である「モビリティーズ」の理論的な論点を整理し 各地域のモバイルな諸相を具体的に論じる注目の書。移民や国境 境界 非西洋社会の側から現代社会の流動性をとらえ グローバリゼーションを問い直す 知的ダイナミズム溢れる本。

著者紹介

吉原 直樹 (ヨシハラ ナオキ)  
東北大学名誉教授
飯笹 佐代子 (イイザサ サヨコ)  
青山学院大学総合文化政策学部教授
山岡 健次郎 (ヤマオカ ケンジロウ)  
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)