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ハチは心をもっている 1匹が秘める驚異の知性、そして意識

出版社名 みすず書房
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-622-09767-9
4-622-09767-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 290,46P 20cm

商品内容

要旨

ハチの知性がすごすぎる。高速の思考。限界の見えない学習能力。人間より密度の高い時間を生きている。数を数え、道具を使い、ほかの個体から問題解決の方法を盗みさえする…。ハナバチの認知研究の最前線で明らかになる、その驚くべき精神生活。

目次

1 はじめに
2 不思議な色で世界を見ている
3 ハチの異質な感覚世界
4 「単なる本能」なのか?
5 ハチの知能とコミュニケーションの起源
6 空間についての学習
7 花についての学習
8 社会的学習と「群知能」
9 そのすべてを背後で支えている脳
10 ハチの「パーソナリティ」の個体差
11 ハチに意識はあるか?
12 終わりに―ハチの心に関する知識はハチの保全にどんな意味をもつか

著者紹介

チットカ,ラース (チットカ,ラース)   Chittka,Lars
英・ロンドン大学クイーン・メアリー校教授(感覚・行動生態学)。動物の感覚・学習・認知と進化・生態にまたがる幅広いテーマで研究をおこなっている。特に、ハナバチの心・知性と行動の研究を牽引する第一人者として世界的に知られ、300本近い論文を査読誌に発表している。PLoS Biologyの編集委員(2004‐現在)、PNASのゲスト編集委員(2023)、Proceedings of the Royal Society Bの編集委員(2010‐2012)など、トップジャーナルの編集メンバーも歴任
今西 康子 (イマニシ ヤスコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)