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京都の歩き方 歴史小説家50の視点

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-10-603924-9
4-10-603924-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

「京都らしさ」の向こうにある、知られざる歴史を探る。千年の都にして日本最古の観光地・京都には、平安や幕末のみならず、あらゆる時代の痕跡が息づいている。この地に生まれ育ち、日々、自転車で街中をめぐり「歴史のしっぽ」を探索してきた直木賞作家が、季節の便りや日常のニュースから思いも寄らぬ史話を掘り起こす50のエッセイ。京都の解像度が上がる知的興奮の一冊。

目次

秋(京都人の「京都」を探して
東寺の塔は空海のコーラ ほか)
冬(師走の風物詩・広沢池の鯉揚げ
皇太子ニコライと京都ホテル ほか)
春(平野神社の普賢象桜を見て
かつてタケノコは果物だった ほか)
夏(伊庭八郎の京都スイーツ三昧
漱石の鱧、泣菫の鱧 ほか)

出版社・メーカーコメント

「京都らしさ」の向こうにある、知られざる京都を知る。千年の都にして日本最古の観光地・京都には、平安や幕末のみならず、あらゆる時代の痕跡が息づいている。この地に暮し、日々、自転車で身近な歴史の痕跡を考察してきた直木賞作家が、季節の便りや日常のニュースから思いも寄らぬ史話を掘り起こし、紡ぐ50のエッセイ。京都の解像度が上がる知的興奮の一冊。

著者紹介

澤田 瞳子 (サワダ トウコ)  
1977年、京都府生まれ。同志社大学大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編小説『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作で中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、2016年『若冲』で親鸞賞、2020年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞、2021年『星落ちて、なお』で直木賞をそれぞれ受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)