力をぬいて
角川文庫 き9−64
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-04-115162-4
(4-04-115162-7) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 283P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
詩人としても有名な銀色夏生さんのエッセイです。私も高校生のときに銀色夏生さんの詩をよく読んでいました。きれいな写真つきの詩集で、持っているだけで心が豊かになったような気がして、カバンにいつも入れていました。今回の本は銀色さんが35年くらい自由に本作りを続けてきて、あらためて今後の生き方についてじっくりと考えて、今までの人生を通して思った現時点での考えのまとめだそうです。どんな嵐の中でも、心の奥でおだやかに輝き続ける極小太陽のような幸福を目指されています。この本を書くにあたっては、自分が本当に思うこと。書いていて楽しいこと。これをどうしても伝えたいと思うこと。書くときにワクワクすること、だけを率直に書く。を意識されたそうです。まさに集大成ともいえる内容で、共感できるところもたくさん、新しい発見もたくさんありました。青春時代を銀色夏生さんの詩を読んで過ごされた方にも、初めて読む方にもおすすめです。
(2025年9月20日)
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商品内容
要旨 |
35年くらい自由に本作りを続けてきて、あらためて今後の生き方についてじっくりと考えました。他の人に依存しない、外の条件に左右されない、自分だけでなれる幸福を見つけなければ、と。どんな嵐の中でも、心の奥でおだやかに輝き続ける極小太陽のような幸福。それを目指そう。そのために、まず心から大切だと思っていることを書いてみることにしました。この本は、今までの人生を通して思った、現時点での考えのまとめです。 |
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目次 |
人というもの |
出版社・メーカーコメント
銀色流生き方エッセイ。「人との関係」「私と仕事」「未完成さを受け入れる」など99のテーマについて、真摯に書き綴った随筆集。30年にわたる執筆活動を通して自問自答した内容を一冊に凝縮。