• 本

法の歴史と法解釈の基礎

出版社名 中央経済社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-502-53091-3
4-502-53091-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 261P 21cm

商品内容

要旨

西欧法の歴史と日本における継受の軌跡を紐解き、法解釈の技法を学ぶ。法学を学ぶうえで、不可欠な歴史的素養を身につける。

目次

第1章 ヨーロッパにおける法発展のいくつかの特徴(ヨーロッパの法の3つの源流:ローマ共和政から初期中世まで
12世紀における法の構造変化
「ヨーロッパ的な」法・国家構造の発展
近代への緩やかな歩み)
第2章 近代法学の成立と現代比較法(近代私法学の成立
近代公法学の成立と展開
現代比較法学
ヨーロッパ統合と法)
第3章 西洋法の継受と民法の制定(出発点
旧民法の制定過程
法典論争―旧民法施行延期の流れ
泰西主義に従った明治民法典の編纂
西洋法継受の際の議論)
第4章 社会の現実と法(末弘厳太郎
川島武宜)
第5章 法解釈入門(法規範の適用(三段論法)
法解釈の方法―概説
法解釈の4つの基準(「サヴィニーのカノン」)
様々な解釈方法
裁判例の検討)

著者紹介

西川 洋一 (ニシカワ ヨウイチ)  
1977年東京大学法学部卒業、1977年〜1980年東京大学助手(法学部)、1980年〜1993年東京大学法学部助教授、1993年〜2020年東京大学法学部(大学院法学政治学研究科)教授、2020年東京大学名誉教授
大西 楠テア (オオニシ ナミテア)  
2005年東京大学法学部卒業、2007年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。東京大学大学院法学政治学研究科助教、駒澤大学法学部講師、専修大学法学部准教授・教授を経て、2024年より東京大学大学院法学政治学研究科教授
岡 孝 (オカ タカシ)  
1972年3月北海道大学法学部卒業、1977年3月一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、同年4月〜2000年3月法政大学法学部助教授、同教授を経て、同年4月〜2020年3月学習院大学法学部教授(同月定年退職)、その間2002年9月〜2011年3月同大学東洋文化研究所長、2020年4月〜同大学名誉教授
長谷川 貴陽史 (ハセガワ キヨシ)  
1994年東京大学法学部卒業、1996年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、1999年同博士課程中退、北海道大学大学院法学研究科専任講師等を経て、2020年から東京都立大学法学部教授。博士(法学、東京大学)
橋本 陽子 (ハシモト ヨウコ)  
1994年東京大学法学部卒業、1997年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、1997年〜2000年東京大学法学部助手、2000年〜2006年学習院大学法学部助教授、2006年〜学習院大学法学部教授。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)