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側近が見た昭和天皇 天皇の言動でたどる昭和史

幻冬舎新書 き−5−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-344-98778-4
4-344-98778-0
税込価格 1,034円
頁数・縦 208P 18cm

商品内容

要旨

開戦、退位、戦争責任、憲法、日米安保…戦前・戦後の重要局面で、昭和天皇は本当は何を思い、何をしたかったのか。昭和一一年から一九年まで侍従長を務めた百武三郎による「百武三郎日記」や、昭和二三年から二八年まで宮内府・宮内庁長官を務めた田島道治による「拝謁記」など、近年立て続けに公開された天皇の側近による記録には、天皇の肉声がリアルタイムで綴られている。これら新史料を丹念に読み解き、人間・昭和天皇の知られざる姿に迫る、もうひとつの昭和史。

目次

序章 二つの史料
第一部 戦前・戦中(軍部台頭と百武侍従長
昭和天皇実録
暴走する軍部
開戦から戦況悪化へ
侍従武官・坪島文雄の日記
終戦首相の孫)
第二部 戦後(退位論
「拝謁記」の戦後
皇太子と皇太子妃)
終章 晩年の直筆原稿

出版社・メーカーコメント

開戦、退位、戦争責任、憲法、日米安保……「本音」ではどう思っていたのか?戦後80年 昭和100年<いま明らかになる人間・昭和天皇の実像開戦、退位、戦争責任、憲法、日米安保……戦前・戦後の重要局面で、昭和天皇は本当は何を思い、何をしたかったのか。昭和一一年から一九年まで侍従長を務めた百武三郎による「百武三郎日記」や、昭和二三年から二八年まで宮内府・宮内庁長官を務めた田島道治による「拝謁記」など、近年立て続けに公開された天皇の側近による記録には、天皇の肉声がリアルタイムで綴られている。これら新史料を丹念に読み解き、人間・昭和天皇の知られざる姿に迫る、もうひとつの昭和史。

著者紹介

北野 隆一 (キタノ リュウイチ)  
1967年岐阜県高山市生まれ。東京大学法学部を1990年に卒業し朝日新聞社に入社。新潟、宮崎県延岡、福岡県北九州、熊本の各市に赴任し、東京社会部デスクや編集委員を経て現在、社会部記者。皇室のほか、慰安婦問題などの戦後補償問題、拉致問題などの日朝・日韓関係、水俣病、ハンセン病、在日コリアン、人種・差別などの問題を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)