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男が「よよよよよよ」と泣いていた 日本語は感情オノマトペが面白い

光文社新書 1375

出版社名 光文社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-334-10739-0
4-334-10739-7
税込価格 1,254円
頁数・縦 413P 18cm

商品内容

要旨

「ワンワン」「ホーホケキョ」などの動物の声や「ガタガタ」「ドッカーン」などの物音、あるいは「ひらひら」「ぐにゃぐにゃ」などの物事の状態や様子を写す言葉をオノマトペという。このオノマトペを、日本人はこよなく愛してきた歴史がある。この本では、日本人の泣く声(「おんおん」「わっ」など)や泣く様子(「ほろほろ」「さめざめ」など)、笑う声(「ワッハハ」「へへへ」など)や笑う様子(「にっこり」「にたにた」など)を表わすオノマトペに焦点をしぼり、歴史の糸を手繰り寄せる。「ウェラウェラ」「ツブツブ」「ホヤホヤ」など予想外のオノマトペが続出、そこに潜む日本人の認識の仕方や時代性まで追究する。オノマトペ研究の第一人者による、斬新な日本語の歴史。

目次

第1章 男が「よよ」と泣いていた―男と女の泣き声の歴史
第2章 男は「はらはら」女は「さめざめ」―泣く様子の歴史
第3章 男が「ほほ」と笑っていた―笑い声の歴史
第4章 戦場の「どっ」と笑い―集団の笑い声の歴史
第5章 「にこにこ」対「にやにや」―笑顔の歴史
第6章 笑い声「ゑらゑら」の系譜
第7章 不審な笑い声「きやうきやう」と「きうきう」
第8章 日本語オノマトペの力

著者紹介

山口 仲美 (ヤマグチ ナカミ)  
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。日本語学者。埼玉大学名誉教授。文化功労者。古典語から現代語までの日本語の歴史を研究。特に擬音語・擬態語の歴史的研究は高く評価されている。古典の文体研究で日本古典文学会賞や金田一京助博士記念賞、『日本語の歴史』(岩波新書)で日本エッセイスト・クラブ賞、「日本語に関する独創的な研究」で日本学賞を受賞。2008年紫綬褒章、’16年瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)