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玉三郎の「風を得て」

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-16-392020-7
4-16-392020-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 180P 20cm

商品内容

要旨

坂東玉三郎とは何者なのか?梨園の至宝の知られざる生い立ちと、その美学の源泉に、『ハゲタカ』の著者・真山仁が迫る!現代人に大いなる知恵を示す、玉三郎の言葉を多数収録。

目次

第一部 秘すれば花(三十分限定
鉛色の街
魂が喜び、心のままに
旅立ちのとき)
第二部 その風を得て(醜













美)
終章 司馬遼太郎さんが教えてくれたこと

出版社・メーカーコメント

稀代の女形、五代目坂東玉三郎。歌舞伎の家の生まれではなく、芸養子として梨園に入り、どう修業を積んでいったのか――その生い立ちは意外なほど知られていない。玉三郎と30年の交遊を結ぶ、小説家・真山仁が長年の対話を元に小説形式で描いた第一部「秘すれば花」。そして、玉三郎が傾倒する世阿弥の『風姿花伝』にちなみながら、玉三郎の哲学と美学の深淵に迫った第二部「その風を得て」。現代人に大いなる知恵を示す玉三郎の言葉の数々と、貴重な写真を収録した完全保存版。

著者紹介

真山 仁 (マヤマ ジン)  
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な裏側を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化、映画化され大きな話題を呼ぶ。五代目玉三郎とは、30年にわたる親交をむすび、玉三郎演出による舞台『星列車で行こう』の脚本を手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)