荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで
中公新書 2662
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-12-102662-0
(4-12-102662-4) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 281P 18cm |
商品内容
要旨 |
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。 |
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目次 |
第1章 律令制と初期荘園 |
出版社・メーカーコメント
農業経営と領地支配の仕組みとして、日本中世の政治・経済・社会の根幹をなした荘園制の全体像をわかりやすく解説する。