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徳川家康の決断 桶狭間から関ケ原、大坂の陣まで10の選択

中公新書 2723

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-12-102723-8
4-12-102723-X
税込価格 990円
頁数・縦 287P 18cm

商品内容

要旨

戦国乱世を勝ち抜き、天下を制した徳川家康。だが、その道のりは平坦ではなかった。今川・織田の両雄に,挟まれた弱小勢力として出発し、とりわけ前半生の苦悩は色濃い。正妻と嫡男信康を喪い、重臣の離反も経験する。武田信玄、羽柴秀吉らと鎬を削り、手痛い誤りも犯したが、運も味方にして幾多の難局を切り抜けた。三方原の合戦、本能寺の変、関ヶ原の合戦、大坂の陣ほか、家康が迫られた10の選択を軸に波瀾の生涯を描く。

目次

桶狭間の合戦―今川からの自立へ
三河一向一揆―家臣団の分裂
三方原の合戦―滅亡の危機
嫡男信康の処断―苦渋の決断
本能寺の変―伊賀越えの苦難
小牧・長久手の合戦―中央権力との対決
石川数正の出奔―「家康成敗」の危機
小田原攻めと関東転封―豊臣政権の重臣へ
関ヶ原の合戦―天下分け目の戦い
大坂の陣―徳川公儀の確立
家康の人物像

出版社・メーカーコメント

弱小大名は戦国乱世をどう生き抜いたか。桶狭間、三方原、関ヶ原などの諸合戦、本能寺の変ほか10の選択を軸に波瀾の生涯をたどる。

著者紹介

本多 隆成 (ホンダ タカシゲ)  
1942年(昭和17年)、大阪府に生まれる。大阪大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程を経て、1973年、静岡大学人文学部に赴任。2008年、同教授を定年退職。放送大学静岡学習センター所長に就任。現在、静岡大学名誉教授・文学博士。専門分野は戦国史・近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)