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生命の起源はどこまでわかったか 深海と宇宙から迫る

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-00-006284-8
4-00-006284-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 206P 21cm

商品内容

要旨

生命の起源をめぐる混沌を読み解く決定版。それは深海と宇宙が鍵だった。

目次

第1章 深海に私たちのはじまりを探して(深海熱水活動域が生名の故郷といわれる理由
インド洋かいれいフィールドで初期生命生態系の生き残り「ハイパースライム」に出会った ほか)
第2章 地球生命はこうして生まれた(地球生命は、いつ、どこで、つくられていったのか
原始の海で生命の材料をつくったのは深海熱水噴出孔の発電現象か ほか)
第3章 宇宙の海に生命を探す(氷に覆われた土星の衛生エンケラドスがいま最も注目される理由
エンケラドスの氷の下に広がる海では熱水活動が起きている ほか)
第4章 特別座談会 私たちは宇宙に生命を探します(高井研×矢野創×田村元秀)
(天文学、太陽系探査科学、微生物学―三者三様の研究者の出会い
日本におけるアストロバイオロジーの系譜 ほか)
チャレンジャーコース的学術解説編 生命の起源研究7つの論点(このハードな解説編を始める前に
論点1 生命の定義 ほか)

おすすめコメント

いまだ謎とされる地球生命の起源。謎解きに挑む研究者たちはなぜ深海と宇宙に注目するのか。

著者紹介

高井 研 (タカイ ケン)  
海洋研究開発機構深海・地殻内生物圏研究分野分野長。1969年、京都府生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。博士(農学)。1997年、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)深海環境フロンティア研究員。海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラムプログラムディレクターなどを経て、2014年より現職。東京工業大学地球生命研究所フェローなどを兼任。専門は微生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)