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「かわいい」言語学 音とイメージから解明するネーミングのしくみ

出版社名 大修館書店
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-469-21403-1
4-469-21403-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

「パピプペポ」は「ザジズゼゾ」よりも「かわいい」?そもそも「かわいい」って何?「かわいい」音ってどんな音?「かわいい」の鍵を握るのは、赤ちゃん?日本語でいちばん「かわいい」音は?言語学的に実験して見えてきた、「かわいい」音の正体に迫る!

目次

第1章 「かわいい」の研究
第2章 「かわいい」言語学とは何か?
第3章 音声学の基本的知識
第4章 「赤ちゃん」のイメージを持つ音
第5章 「かわいい」子音・「かわいい」語形
第6章 アイドルの「かわいい」ニックネーム
第7章 「ゆるキャラ」の名前は「かわいい」のか?
第8章 名付けの世界
第9章 外国語にも「かわいい」子音はあるのか?

出版社・メーカーコメント

日常にあふれる「かわいい」。そもそも「かわいい」とは一体何なのか。私たちはなぜ特定の名前を「かわいい」と感じるのか。キャラクターの名前やアイドルのニックネーム、さらにはオムツなどの商品名を、言語学の視点から分析。身近でありながら謎めいた「かわいい」の正体に迫る一冊。

著者紹介

熊谷 学而 (クマガイ ガクジ)  
千葉県千葉市出身。首都大学東京(現・東京都立大学)人文科学研究科修了。博士(言語学)。国立国語研究所、明海大学専任講師を経て、2021年より関西大学文学部准教授。大学では映画「ハリー・ポッター」などを視聴しながら、イギリス英語の発音やアクセント・リズムなどを教えたり、実験言語学や理論言語学のおもしろさを伝えたりしている。研究は、英語や日本語の音声学・音韻論から、複合語や短縮語などの音韻・形態構造まで(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)