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和食の力

平凡社新書 174

出版社名 平凡社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-582-85174-8
4-582-85174-6
税込価格 792円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

「食事は命の基であると同時に、生活の基でもある。かつて三度の食事は家庭教育の場でもあった。」今、食事が変わり、家事のかたちが変わる中で、人間までが変わってしまったように思える。かつて私たちが食べていた「和食」には、さまざまな知恵と工夫があり、人をつくる「力」があった。「昭和のくらし博物館」館長である著者が、研究者として、生活者として語る「食」。

目次

1 和食の力家事の知恵(失われる和食のシステム
出汁 ほか)
2 食の風景(蕎麦打ちは紳士の教養?
食事の作法 ほか)
3 歴史の中の食(魚好きの日本人
箸と匙 ほか)
4 台所と道具(台所、近代的で快適に
システムキッチン ほか)

著者紹介

小泉 和子 (コイズミ カズコ)  
1933年東京生まれ。生活史研究所主宰。昭和のくらし博物館館長。京都女子大学教授。工学博士。日本家具室内意匠史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)