• 本

おもひでぎょうじ

出版社名 晋遊舎
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-88380-824-3
4-88380-824-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 95P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • むかし、子供だった、すべての人に・・・
    日本の大切な年中行事。お正月、七夕、花祭り等のはじめて知る行事の意味。
    大切なものがきっと見つかります。
    きれいな絵とともに、お楽しみください。

    (2013年12月10日)

  • 災いを祓う祈り、げん担ぎ

    スタジオジブリの百瀬氏が描く、美しい日本の行事。四季折々暮らしを彩る、昭和40年代の様々な行事。潮干狩りが、ひな祭りと結びついた信仰行事だと知っていましたか?凧揚げは男の子の成長を祈願し、羽根つきは羽根の黒い玉が「無患子(むくろじ)」という木で(この文字から)子供が病気にならないと言われていたそうです。行事に込められた、昔の人の祈りや願い。「自国の文化を知ることは、他の国の文化を受け入れる心の土壌を育てる」と監修の柳原氏は語ります。やわらかな色あいで描かれた行事とそのいわれ。お子さんと一緒に読むのも楽しいですね。

    (2008年9月11日)

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商品内容

要旨

どこかにしまったまま、忘れていた大切なもの昭和40年代。季節に抱かれた家族の情景。百瀬義行(スタジオジブリ)が繊細な水彩で描く淡くなつかしい、おもひでのぎょうじ。

目次

其の1 春の章(ひな祭り(3月3日)―ひいな 紙の人形からはじまった
花祭り(4月8日)―お釈迦様の誕生日 ほか)
其の2 夏の章(七夕(7月7日)―天空のロマンスを想い、晴れを願う
土用の丑の日(7月上旬〜8月中旬)―「う」のつくもの食べて暑気払い ほか)
其の3 秋の章(お月見(9月中旬〜10月初旬)―“月のうさぎ”のやさしい気持ち
お彼岸(9月23日前後)―真西の夕日に極楽浄土を想う ほか)
其の4 冬の章(すす払い(12月13日)―ススワタリの住みかを大掃除
ゆず湯(12月23日前後)―無病息災を願う“湯治” ほか)

おすすめコメント

むかし、こどもだったすべてのひとへ。 ◆どこかにしまったまま、忘れていた大切なもの昭和40年代。季節に抱かれた家族の情景◆はじめて知る行事の意味。大切なものがきっと見つかります。◆百瀬義行が繊細な水彩で描く淡くなつかしい、おもひでのぎょうじ。

著者紹介

百瀬 義行 (モモセ ヨシユキ)  
高畑勲監督作品「災垂るの墓」(’88)でのレイアウト・作監補佐を機に、スタジオジブリへ。以後、「おもひでぽろぽろ」(’91)「平成狸合戦ぽんぽこ」(’94)で絵コンテ作画を担当。「ホーホケキョ となりの山田くん」(’99)では演出として新たな映像表現を作り上げ、「ギブリーズepisode2」(’02)で劇場作品初監督を務めた
柳原 一成 (ヤナギハラ カズナリ)  
近茶流宗家、「柳原料理教室」主宰。儀礼文化学会常任理事。近茶流は、確かな包丁さばき、季節感をふまえての材料の吟味、盛りつけの風情、器や膳組における様式美の表現に重きをおく、茶心を配した料理道。江戸料理研究の第一人者として日本料理の指導にあたる一方、自ら野菜を育て、魚を釣り、日本全国の食材を訪ねてまわるなど、食材そのものへの研究にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)