• 本

電力の鬼 松永安左エ門自伝

出版社名 毎日ワンズ
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-901622-56-1
4-901622-56-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 289P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 松永安左エ門翁。自ら「処世術の落第生」と評し、我儘者で他人のご機嫌をとるような事は一切しない。青年・壮年期には幾度も失敗を繰り返し、度重なる困難に陥りながらも不屈の魂で電力事業に生涯を捧げた。「電力の鬼」の箴言が胸に刺さる。草食系男子蔓延する今の時代、「日本人よ、気力を持て!」の言葉に思わず背筋がピンと伸びた。

    (2011年9月20日)

商品内容

要旨

現・電力十社を築いた巨人、96年の熱情。

目次

第1部 回顧九十年(九十歳の春
玄界の波に洗われて
コレラで危うく一命を拾う
二代目松永安左エ門の死 ほか)
第2部 老いの余話(天のソロバンは大きいぞ
人生も山のぼり
金も美女も、の青年時代
生きている古典『学問のすゝめ』 ほか)

著者紹介

松永 安左エ門 (マツナガ ヤスザエモン)  
明治8年、長崎県壱岐に生まれる。明治22年、慶應義塾に入学。明治31年、日本銀行を一年足らずで退社後、電気事業に参入し、大正11年、東邦電力を組織、東電と熾烈な競争を繰り広げ、「電力の帝王」と呼ばれる。昭和24年、電力復興の責任者に抜擢され、昭和26年に電力9社体制を発足させた。なお、これに沖縄電力を加えた電力10社体制が今日まで続いている。その後、電力中央研究所を設立し、以後、電力界の発展に尽くした。昭和46年、死去、享年96(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)