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営繕かるかや怪異譚

幽BOOKS

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-04-102417-1
4-04-102417-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 268P 20cm
シリーズ名 営繕かるかや怪異譚

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 営繕かるかや怪異譚

    全6編の物語は全て「家」という極めて身近な舞台で起きる怪異。派手さや壮大さが控えめゆえ、逃げ出したくなるほどの現実味が蔓延している。「営繕屋の尾端がきっと解決してくれるさ…」と自分に言い聞かせつつもやっぱり怖い…。寒くなりそうな今年の冬をもっともっとヒンヤリさせてくれる一冊。お気に入りの物語を見つけて、友人とシェアしてみる…なんていう楽しみ方もアリ(?)。淡々とした語り口、ゾクゾクする描写…恐怖を助長する小野不由美ワールドに足を踏み入れてみませんか。

    (2014年12月10日)

商品内容

要旨

この家には障りがある―住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が、鮮やかに修繕する。心ふるわす恐怖と感動の物語。

出版社
商品紹介

雨の日に鈴の音が鳴れば、それは怪異の始まり。袋小路に佇む喪服姿の女を、決して家の中に入れてはいけない。(「雨の鈴」)住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が修繕し、解決する。心ふるわす恐怖と感動物語。

著者紹介

小野 不由美 (オノ フユミ)  
大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行し話題に。13年、『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)