書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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営繕かるかや怪異譚
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
全6編の物語は全て「家」という極めて身近な舞台で起きる怪異。派手さや壮大さが控えめゆえ、逃げ出したくなるほどの現実味が蔓延している。「営繕屋の尾端がきっと解決してくれるさ…」と自分に言い聞かせつつもやっぱり怖い…。寒くなりそうな今年の冬をもっともっとヒンヤリさせてくれる一冊。お気に入りの物語を見つけて、友人とシェアしてみる…なんていう楽しみ方もアリ(?)。淡々とした語り口、ゾクゾクする描写…恐怖を助長する小野不由美ワールドに足を踏み入れてみませんか。
(2014年12月10日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
この家には障りがある―住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が、鮮やかに修繕する。心ふるわす恐怖と感動の物語。 |
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出版社 商品紹介 |
雨の日に鈴の音が鳴れば、それは怪異の始まり。袋小路に佇む喪服姿の女を、決して家の中に入れてはいけない。(「雨の鈴」)住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が修繕し、解決する。心ふるわす恐怖と感動物語。 |