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ほんとうは“よわい恐竜”じてん それでも、けんめいに生きた古生物

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-04-605598-9
4-04-605598-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 159P 19cm

商品内容

要旨

病気、老い、アクシデント…恐竜の意外すぎる「等身大」のくらし。

目次

1 病気になるし、ケガもする(傷だらけの王者 アロサウルス
身内で頭突きし合ってケガ パキケファロサウルス ほか)
2 恋に育児に一生懸命(なぜ「あまり硬くない」トゲトゲだったのか!? エドモントニア
「翼」で愛を語る オルニトミムス ほか)
3 生きるのってたいへん(1日2キロ以上成長するためには? ティラノサウルス
なぜオトナとコドモで獲物が違うのか? ティラノサウルス ほか)
4 “身近な彼ら”もがんばった(5400万年前の「最古の虫歯」の原因もやっぱり… ミクロシオプス
「ねぐら」も安全じゃない? ホラアナグマ ほか)
エピローグ(繁栄までの長く“ギリギリ”の道 哺乳類)

出版社・メーカーコメント

病気、けが、事故…不安はいっぱい。でも、ケナゲに生きます恐竜渡世映画などで、「強く、賢く、どう猛な生き物」として誇張されがち恐竜。でも、それはフィクション。人間と同じで「よわさ」もあります。「等身大」の恐竜像に、大人気サイエンスライターが科学的知見で迫ります。

著者紹介

土屋 健 (ツチヤ ケン)  
サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は、地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年より現職。2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を受賞。著書多数
林 昭次 (ハヤシ ショウジ)  
岡山理科大学生物地球学部生物地球学科准教授、博士(理学)。大阪府生まれ。北海道大学で博士号を取得。その後、札幌医科大学、ドイツ・ボン大学、大阪市立自然史博物館での勤務を経て、現職。恐竜を中心に大型脊椎動物の進化・生態についての研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)