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ゲージ場の量子論 1

新物理学シリーズ 23

出版社名 培風館
出版年月 1989年7月
ISBNコード 978-4-563-02423-9
4-563-02423-6
税込価格 5,280円
頁数・縦 272P 22cm
シリーズ名 ゲージ場の量子論

商品内容

要旨

本書は近年飛躍的発展を遂げてほとんどその面目を一新した場の量子論―特にゲージ場の量子論の解説書である。基本的なところから詳しく説明されているので、量子力学の初等的予備知識で十分理解できる内容となっている。

目次

Lorentz群の表現と場(Lorentz群
いろいろな場:Lorentz群の表現
Noetherの定理
スカラー場の作用積分
スピノール場の作用積分
U(1)ゲージ場:電磁場)
場の量子化(自由スカラー場の量子化
自由Dirac場の量子化
パリティ変換とWeyl場
時間反転不変性とCPT定理)
相互作用の一般的性質とS行列(スペクトル条件とスペクトル表示
漸近条件とS前列
LSZの簡約公式とHaag‐GLZ公式)
経路積分と摂動論(量子力学系と経路積分
場の理論における経路積分
摂動論
フェルミオン場の経路積分
有効作用と有効ポテンシャル
S行列生成汎関数と散乱断面積)
ゲージ場の量子論(局所ゲージ不変性
特異系の正準形式と量子化
ゲージ場の量子化:経路積分型式
BRS対称性
ゲージ場の正準量子化:共変な演算子型式
Ward‐高橋恒等式および自由場の量子化と漸近場
摂動論のFeynman則と簡単な計算
物理的S行列のユニタリー性I
物理的S行列のユニタリー性2:BRS代数と4重項機構
観測可能量
物理的S行列のゲージ固定非依存性)
付録(4次元記法、Diracスピノール
n=2k次元Lorentz群SO(1,n−1)のγ行列
Feynmanグラフの積分公式
行列・演算子に関する便利な公式)