
東北アジア史の再発見 歴史像の共有を求めて
環日本海叢書 3
出版社名 | 有信堂高文社 |
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出版年月 | 1994年5月 |
ISBNコード |
978-4-8420-9523-3
(4-8420-9523-7) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 247P 19cm |
商品内容
要旨 |
ロシアから見れば真冬でも凍らない暖かい南の海、朝鮮の人々は東の海と呼び、中国吉林省からはわずか一五キロメートルの陸地が遮り、日本では鈍色の荒波が通念としてまかり通る、―これが日本海である。この海が今、交流の海へと変容を遂げはじめた。そして、この海を囲繞する地域が世界的に脚光を浴びている。ここをやみくもな算盤勘定の犠牲にすることなく、世界でも屈指の真実人間と自然のすみかとするために、国内外の各方面とつねに理念を交換しつつ、東西問題と南北問題が重層するこの海の歴史を反転させ、環日本海地域がボーダーレス時代の世界秩序の原点になることをめざす。 |
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目次 |
序論 環日本海地域の歴史像―歴史認識の共有空間拡大のために |