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芥川竜之介文章修業 写生文の系譜

出版社名 洋々社
出版年月 1995年4月
ISBNコード 978-4-89674-906-9
4-89674-906-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 258P 20cm

商品内容

文学賞情報

1995年 第10回 俳人協会評論新人賞受賞

要旨

子規、虚子、漱石、茂吉らの命脈を探り、近代文学の知の支えとなった芥川龍之介の文章修業の軌跡を追求。文人たちの闊達な文流をもあぶり出す力作。

目次

大正文壇と俳壇―孤高と俗界のあいだ
人工の翼から―虚子との出会い・写生文
碧梧桐と自然主義―小説から詩への移行
俳諧師虚子―反近代の詩精神
虚子と茂吉と龍之介―諸法実相と短歌理論
鳥羽玉の夜空―芥川の初期短歌をめぐって
芥川と写生文―写生文の系譜から
子規の文業―写生文の役割
芥川の文章修業―幼少年期の文章から
師弟道―俳諧宗匠と文壇宗匠〔ほか〕