
文体練習
出版社名 | 朝日出版社 |
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出版年月 | 1996年10月 |
ISBNコード |
978-4-255-96029-6
(4-255-96029-1) |
税込価格 | 3,738円 |
頁数・縦 | 195P 22cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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なんだ、これは!おっそろしく質のいいコントなのか?
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- 今井書店パープルタウン店 (鳥取県倉吉市)
高1のとき、先生から谷川俊太郎の『ことばあそびうた』を紹介された。子どもの本でも、子ども扱いのない情緒のある装丁。日本語の語感に度肝を抜かれた。この本も『ことばあそびうた』同様、瞠目した。なんだ、これは。他愛のないひとつの出来事が延々と書きかえられていく。99 通りの文体は同じストーリーをなぞりながら、まるでいろんな監督が撮った映画のような、じわじわ来るおもしろさ。装丁もいい。訳者もすごい。日本人ゆえ原書のニュアンスを味わうことができない本なのかもしれないが、いい加減な覚悟で翻訳はできなかったと思う。想像力を刺激しまくる一冊。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)
(2013年3月14日)
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商品内容
要旨 |
前人未到のことば遊び。他愛もないひとつの出来事が、99通りもの変奏によって変幻自在に書き分けられてゆく。『地下鉄のザジ』の作者にして20世紀フランス文学の急進的な革命を率いたレーモン・クノーによる究極の言語遊戯がついに完全翻訳。 |
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