• 本

間主観性の人間科学 他者・行為・物・環境の言説再構にむけて

出版社名 言叢社
出版年月 1999年7月
ISBNコード 978-4-905913-66-5
4-905913-66-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 302P 21cm

商品内容

要旨

環境生態学、生態心理学、発達心理学、建築計画学、文化人類学、家族社会学、理論社会学に視座する気鋭の研究者たちが、現代の人間経験に切実に含まれる問題群の具体から、他者、行為、物、環境などの諸言説を根底的に問い直し、来るべき人間科学の構築をめざして、執筆と横断的な討論を重ねた共同論作。

目次

自然のなかの人間
心理学の生態学的根拠―ココロの起源としての知覚‐行為循環
人工的環境への適応―高齢者居住施設にみる人間・環境システムの形成過程
「もの」をめぐる文化的行為―意味の器としてのやきもの
「文化」の再想像―「全体としての文化」から「メディアに媒介された文化」へ
私の家族・他者の家族・家族というもの
介護における行為の協調関係について―食事介助場面の検討
他者と社会システム
討論