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キリスト教神秘主義著作集 3

サン・ヴィクトル派とその周辺

出版社名 教文館
出版年月 2000年4月
ISBNコード 978-4-7642-3203-7
4-7642-3203-0
税込価格 6,160円
頁数・縦 319P 22cm
シリーズ名 キリスト教神秘主義著作集

商品内容

要旨

ノアの箱舟を宇宙と教会の象徴として捉え、魂の上昇をイメージ豊かに描くフーゴー、ヤコブの子供たちをとおして観想の諸段階を考察するリカルドゥス、さらに「光の形而上学」者グロステストと美や光の問題を神学的に論じたウルリッヒ。12、13世紀に活躍した新プラトン派的色彩の濃い4人の著作を収め、中世神秘主義の思想的系譜をたどる。

目次

サン・ヴィクトルのフーゴー―ノアの神秘的箱舟について
サン・ヴィクトルのリカルドゥス―観想への魂の準備(小ベニヤミン)
ロバート・グロステスト(光について
色について
虹について)
シュトラスブルクのウルリッヒ―美・光・愛について(『最高善について』第二巻第三論考第四‐七章)

著者紹介

須藤 和夫 (スドウ カズオ)  
1949年、千葉県に生まれる。1993年、上智大学大学院博士課程(哲学)単位取得退学。現在、東京外国語大学、文教大学非常勤講師。訳書、トマス・アクィナス「在存者と本質について」(『中世思想原典集成』14所収、平凡社、1993)
石井 雅之 (イシイ マサユキ)  
1958年、千葉県に生まれる。1989年、筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得満期退学。現在、茨城大学非常勤講師。訳書、ボエティウス「イサゴーゲー註解」(『中世思想原典集成』5所収、平凡社、1993)
田子 多津子 (タゴ タズコ)  
1958年、群馬県に生まれる。1987年、筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学。現在、慶応義塾大学言語文化研究所兼任所員。訳書、カッシオドルス「綱要)(『中世界想原典集成』5所収、平凡社、1993)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)