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ルソーにおける正義と歴史 ユートピアなき永久民主主義革命論

出版社名 中央大学出版部
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-8057-1123-1
4-8057-1123-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 349P 22cm

商品内容

要旨

本書は一貫してJ.J.ルソーの理論を追究してきた著者のルソー研究の軌跡であり、1990年発表の第1論文から1999年執筆の第7、第8論文までを年代順に配したものである。

目次

第1章 ルソーにおける家族と市民―『エミール』の実験空間をめぐって
第2章 ルソーの労働概念
第3章 ルソーの人格概念―労働概念を手がかりとして
第4章 ルソーの宗教論の構造―自然宗教・福音書の宗教・市民宗教間にみられる発展とその革命性
第5章 ルソーの正義論―人類と国家の円環史的展開の視点から
第6章 ルソーの一般意志論の解明―ヘーゲルの普遍意志とマルクスの固有の力との関連において
第7章 ルソーの宗教論とフランス革命の諸過程
第8章 ルソーの人民集会論とフランス革命

著者紹介

鳴子 博子 (ナルコ ヒロコ)  
1957年東京都に生まれる。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、中央大学法学部兼任講師。専攻は西洋政治思想史、政治哲学(政治学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)