• 本

戦争と女性雑誌 1931年〜1945年

出版社名 ドメス出版
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-8107-0542-3
4-8107-0542-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 302P 22cm

商品内容

要旨

本書は、『婦人雑誌の夜明け』『大正期の女性雑誌』に続く第3冊目の昭和の戦時期の女性向け雑誌を対象とした、近代女性文化史研究会による研究報告である。

目次

1 戦時下の女性雑誌(戦時下の女性雑誌―1937〜43年の出版状況と団体機関誌を中心に
『婦人公論』の社会時評―清沢洌を中心に
昭和戦前期『婦人公論』にみる山川菊枝)
2 国家政策と女性雑誌(女性雑誌にみる優生思想の普及について―国民優生法成立にいたるまで
人口政策の諸相―結婚報国をめぐって
太平洋戦争下の勤労奉仕・勤労動員―『家庭週報』にみる日本女子大学校の場合
軍人は戦況をどう伝えたか―『主婦之友』と『婦人公論』にみる)
3 生活の視点から(『婦人公論』の食関連記事にみる戦争
戦時下の住宅政策と住宅難―日中戦争以降を中心に
たかがモンペ、されどモンペ―戦時下服装の一考察
戦時下の知識人・野上弥生子―「日記」と女性雑誌への寄稿を中心として)