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母乳と和食で家中病気知らず 難治性アレルギー症も成人病も恐くない

難治性アレルギー症も成人病も恐くない

出版社名 ペガサス
出版年月 2001年6月
ISBNコード 978-4-89332-041-4
4-89332-041-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 283P 21cm

商品内容

要旨

乳幼児のアレルギー性疾患も成人病(生活習慣病)も、食生活の誤り(高タンパク・高脂肪食等)が主たる原因です。従って、食生活の改善(和食あるいは和食的母乳)が最も効果的な予防・改善の方法になります。本書は食生活と健康の問題に深く関わってきた四人のその道のエキスパート(アレルギーの専門医、母乳育児の指導者、食品学の専門家、日本の伝統料理の研究家)が、それぞれの専門的な知識と経験に基づいて和食のすぐれた効用とその実践法を平易に説いた本です。この一冊で、家族全員の健康を守り、美容にも役立つ食事のことがよく分かります。

目次

第1章 アレルギー性疾患と成人病(生活習慣病)が激増した
第2章 アレルギー性疾患の主たる原因は不適切な食事
第3章 アレルギー性疾患は和食で克服できる
第4章 母乳育児のすすめ
第5章 成人病(生活習慣病)の予防・改善もやはり和食で
第6章 健康の原点としての和食の基本
第7章 座談会 日本人の食と健康を考える(永田良隆
高畑康子
平田喜代美
福原洋子)
「健康家族」のための和風料理(カラー)

著者紹介

永田 良隆 (ナガタ ヨシタカ)  
1940(昭和15)年、鹿児島市生まれ。65年、鹿児島大学医学部卒業、70年、同小児科学大学院修了(医学博士学位取得)。73年、下関市立中央病院小児科医長、90年より、同小児科部長。76年、「日本リウマチ学会賞」受賞。78年、「学童肥満の地域ぐるみの対策」実践。80年、気管支ぜんそくの予防対策、82年、アトピー性皮膚炎の食事療法を開発。日本小児科学会・日本アレルギー学会・日本東洋医学会の各認定医
高畑 康子 (タカハタ ヤスコ)  
1963(昭和38)年、別府大学家政学部食物科卒業。現在、朝日カルチャーセンター講師、高畑料理教室、レストラン彩食和膳「養玄」を主宰。健康自然食料理の創作・指導、講演活動等を通じて全国各地で食生活改善、日本の伝統食の見直し運動を推進、特に青少年・幼児の食育指導に情熱を注いでいる。また、海外での普及にも尽力している
平田 喜代美 (ヒラタ キヨミ)  
1942(昭和17)年、宮崎県生まれ。65年、九州大学医学部付属助産婦学校卒業後、国立福岡中央病院に勤務。80年より母乳育児推進研究会会長。81年、平田母乳育児コンサルタント開業。九州大学医療技術短大助産婦専攻科非常勤講師(82〜92)、福岡県立看護学校助産婦科非常勤講師、福岡おっぱい母の会・アレルギーの子供を守る母の会顧問。83年、4年間の研究が実り、母乳と哺乳瓶の飲み方の舌の違いを世界で初めて映像的に証明し、翌年、NHK等で紹介される。89年、国際ソロブチミストよりWHW賞(婦人が婦人を助ける賞)を受賞。92年、育児大学講座開校(理事長)。95年、母子保健・家族計画への長年の貢献が認められ、福岡県知事賞受賞。96年、福岡市中央保健所運営協議会委員、2000年、福岡県医療功労賞受賞、朝日カルチャーセンター講師(ベビーシッター養成講座)
福原 洋子 (フクハラ ヒロコ)  
1963(昭和38)年、九州大学医学部薬学科卒業。三菱化成(開発部分析課)を経て、現在、九州女子大学家政学部栄養学科教授、学校法人福岡育英学園浅川幼稚園園長。学校教育や地域での講演活動を通じて、日本の伝統食の見直しを訴えている。高畑康子氏とともに、食を通して海外(ニューヨーク、ハンガリーなど)との交流活動も展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)